毎日飽きない!甘酒&甘麹の飲み方アレンジ5選

朝晩の空気が冷たくなり、温かい飲み物が恋しくなる季節。
そんなとき、体をやさしく包み込むように温めてくれるのが「甘酒」や「甘麹」です。
どちらも“発酵食品の王様”ともいえる米麹から作られますが、実はこの二つには明確な違いがあるのです。
甘麹と甘酒の違いとは?

まず、甘酒は米麹や酒粕を原料にして作る「発酵ドリンク」です。
一方の甘麹は、米麹と米、水を発酵させて作る「ペースト状の発酵食品」。
砂糖の代わりになる自然の発酵調味料であり、料理やスイーツ作りにも幅広く使うことができます。
また、そのままお湯で溶かせば甘酒になり、まさに「食べる甘酒」といえる存在です。
つまり、
甘麹=ベース(発酵した麹ペースト)
甘酒=甘麹を水で割ったドリンク
という関係。
どちらも発酵によって生まれるブドウ糖やビタミン、アミノ酸などが豊富で、腸内環境を整えたり、疲労回復を助けたりと、健康・美容の両面でうれしい効果があります。
飽きずに続けられる!甘酒・甘麹のアレンジ5選
ここからは、毎日でも飽きない甘酒&甘麹ドリンクの楽しみ方を5つご紹介します。
どれも簡単にできて、体をぽかぽか温めてくれるレシピです♪

しょうが甘麹ドリンク
冷え性対策の王道アレンジです。
温めた甘酒や甘麹ドリンクに、すりおろした生姜を少し加えるだけで、血行を促進して体を芯から温めます。
生姜の辛味成分「ショウガオール」が血流を活性化し、甘麹のブドウ糖と合わさることで代謝をサポート。
寒い朝の一杯にぴったりの“温活ドリンク”です♪
豆乳甘麹ラテ
甘麹と豆乳を1:1で混ぜ、電子レンジまたは鍋で温めるだけ。
豆乳のコクと麹の自然な甘みが調和し、砂糖なしでも満足感のあるラテになります。
イソフラボンとビタミンB群が豊富で、美肌・ホルモンバランスのケアにも◎。
お好みでシナモンを振ると、体をさらに温めてくれるので夜のリラックスタイムにもおすすめ!
抹茶甘酒
抹茶のほろ苦さと、甘酒のやさしい甘みが絶妙なバランス。
抹茶を少量の湯で溶かし、温めた甘酒を注ぐだけで完成です。
カテキンによる抗酸化作用で免疫力アップも期待でき、忙しい朝の栄養補給にも最適。
甘麹で作れば、よりまろやかで上品な味わいになります♪
ゆず甘麹ドリンク
冬に香るゆずを使った爽やかなアレンジ。
温めた甘麹にゆず果汁や皮を少し加えると、ほのかな酸味と香りが広がります。
ビタミンCたっぷりで、風邪予防や美肌づくりにもぴったり。
すっきりした後味で、甘酒が苦手な方でも飲みやすい人気の一杯です。
味噌甘酒
味噌と甘酒の“発酵×発酵”コンビ。
ティースプーン1杯の味噌を甘酒に溶かすだけで、ほのかな塩気が加わり、まるでスープのような深みが出ます。
朝食代わりにすれば、腸をやさしく目覚めさせる一杯に。
どちらも発酵食品なので、腸内環境を整えたい方に特におすすめです。
甘酒は実は「夏の飲み物」だった?
甘酒というと冬の温かい飲み物のイメージが強いですが、江戸時代では“夏の栄養ドリンク”でした。
暑さで食欲が落ちたときに、麹が作り出すブドウ糖やアミノ酸でエネルギーを補給できたことから、夏バテ防止の定番だったのです。
当時の江戸の町では「甘酒売り」が風鈴を鳴らしながら歩き、涼を運ぶ風物詩にもなっていました。
現代の私たちにとっても、甘酒や甘麹は“飲む点滴”“食べる美容液”として、四季を通して楽しめる発酵の知恵です。
気温が下がるこれからの季節は、ぜひ甘酒や甘麹を習慣にしてみてはいかがですか?
温めることで吸収率が高まり、体の芯からじんわりと温まります。
また、甘麹に含まれる酵素やオリゴ糖が腸内環境を整え、免疫力もアップ!
冷えや疲れを感じたときは、体を温めるスパイスや柑橘をプラスして、自分だけの温活レシピを楽しんでください。
甘酒と甘麹は、見た目や使い方は少し違っても、どちらも“米麹の力”を生かした発酵食品。
飲む・食べるという形で、日常に取り入れやすい健康習慣です。
少しの工夫で毎日続けられる、やさしくて力強い一杯。
この冬は、甘麹と甘酒の温かさで、心も体もぽかぽか過ごしてくださいね。
商品紹介

粒あり甘酒 500ml
「米こうじ」と「月のしずく」のみで作られています。
お好みにあわせて水等でうすめてください。お子様からご年配の方まで安心してお飲みいただけます。
濃縮タイプで、豆乳などで割って頂いたり、甘味料としてもご使用頂けます。
夏場はフルーツと合わせてスムージーとして召し上がって頂けます。