甘麹(あまこうじ)の作り方
米麹を使って作った甘酒を甘麹(あまこうじ)といいます。
甘麹は、砂糖の代わりに料理に使うことができ、味噌、醤油、日本酒などの伝統的な発酵食品のもととなる麹を熟成させて作られています。
また甘麹は、ビタミンB群が豊富に含まれており、液体でもあるため、体内への吸収も早く体への影響も即効性の高い飲み物です。
甘麹(あまこうじ)の作り方
(材料)
- 生米麹
- ごはん(残りご飯や冷やご飯)
- 熱湯
(道具)
- 厚手の鍋
- ジッパーつき保存袋
- 温度計
(作り方)
1.鍋にたっぷりの湯を沸かし、60℃になるようにします。
2.米麹をボウルに入れ、手のひらでこすり合わせながら細かくほぐします。
ほぐすことで発酵しやすくなり、甘い麹の香りがたつのが目安です。
3.別のボウルにご飯を入れて熱湯を注ぎ、木べらでご飯をほぐします。
温度を測って55~60℃になったら、2を加えて混ぜ合わせます。
4.ジッパー付き保存袋に入れ、空気を抜いて密封します。
米麹が均一に混ざるように袋の上からよくもんでください。
5.1の鍋に4を袋ごと入れ、ふたをします。
1時間おきに袋を取り出してお湯を温め、温度を60℃に上げる。
これを約8~10時間、繰り返してください。
鍋をバスタオルで包むと、保温効果が高まりお湯が冷めにくくなります。
6.全体にとろみがつき、甘酒の香りがしたら甘麹の完成。
粗熱を取り、冷蔵庫なら約1週間、冷凍庫で約1か月間保存できます。
甘麹は50~60℃で時間をかけて発酵させるのが、おいしくできる一番のコツです。
温度が40℃に下がると、糖化のスピードが落ちて発酵に時間がかかり、酸味が出やすくなります。
さらに30℃になると、ヨーグルトのような酸味が出て、仕上がりにすっぱさが残ってしまいます。
甘麹(あまこうじ)を使ったレシピ
美容と健康にも良く、ほど良い甘さで砂糖の代わりとして使える便利な甘麹(あまこうじ)。
料理だけでなく、おかしや飲み物にも取り入れることができます。
簡単に作れて、体にも優しい甘麹レシピをご紹介します。
甘麹シャーベット
甘麹は完全に凍らないので、かき混ぜなくてもシャリシャリのシャーベットに♪豆乳と合わせてクリーミーに仕上げてくださいね。
甘麹スコーン
甘麹を粉類と混ぜるだけで、手軽に簡単スコーンを作ることができます。甘さ控えめでヘルシーなのが嬉しいですね♪
なすとピーマンとひき肉の甘みそ炒め
甘麹のまろやかな甘みとコクで、ご飯が止まらないおいしさ!栄養豊富で、甘麹の甘みが野菜の風味を引き出してさらにおいしい仕上がりになります。
かじきの西京焼き風
甘麹の効果で、ふんわりと香ばしい焼き上がりに。鮭、タラ、サワラなど、甘麹は魚本来の旨味もしっかり引き出してくれます。
フルーツの甘麹あえ
フルーツのさわやかさと香りがほんのり甘い麹とベストマッチ。和洋どちらの料理にも合う、カラフルでおしゃれな前菜になりますよ。
甘麹入りクッキー
甘麹を使ったクッキーは、サクサクとした食感が楽しめます。チョコチップやドライフルーツを混ぜても良いですね。
このように、甘麹はいつもの家庭料理から簡単なおやつまで、様々なレシピで使うことができます。
美味しくて健康効果抜群の甘麹をぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。
商品紹介
粒あり甘酒 500ml
「米こうじ」と「月のしずく」のみで作られています。お好みにあわせて水等でうすめてください。お子様からご年配の方まで安心してお飲みいただけます。濃縮タイプで、豆乳などで割って頂いたり、甘味料としてもご使用頂けます。夏場はフルーツと合わせてスムージーとして召し上がって頂けます。
手づくり生甘酒(糀力)粒なし濃厚 500ml
「米こうじ」と「月のしずく」のみで作られています。お子様からご年配の方まで安心してお飲みいただけます。お好みにあわせて水でうすめてください。
手づくり 生甘酒(糀力) /パウチ 300g
毎日一杯、飲む糀。糀菌が作り出す・酵素が生きています。「米こうじ」と「月のしずく」のみで作られています。
手づくり ジャバラ果皮入り生甘酒(糀力) /パウチ 300g
紀州かつらぎ山のジャバラと月のしずくで作った甘酒です。柑橘のさっぱりとした風味と糀本来の甘みをお楽しみください。