醤油の健康パワー
日本の食卓に欠かせない「醤油」。
醤油は、お寿司や刺身にはもちろん、煮物や炒め物など、どんな料理にも深みを与えてくれる、日本人にはおなじみの万能調味料です。
そして、醤油には私たちの体づくりをサポートしてくれる健康効果がたっぷり。
今回は、醤油の持つ健康効果に加えて、ちょっとした雑学も交えながら、その魅力を深掘りしていきます。

醤油の魅力
毎日の食事に醤油を取り入れる事で期待できる健康効果のご紹介です。

抗酸化作用で若々しく!
醤油にはポリフェノールやメラノイジンといった抗酸化物質が含まれており、老化の原因となる活性酸素を抑える働きがあります。
特に、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの酸化を防ぐ効果が期待されており、心血管疾患のリスクを下げる可能性があるのです。
【雑学その1】醤油の色は何色?
醤油は黒っぽく見えますが、実際には濃い赤褐色をしています。光に透かして見ると美しい琥珀色に見えることも!この色のもとになっているのが、老化予防に効果のあるメラノイジンです。
代謝アップ!
醤油には、エネルギー代謝を活性化させるアミノ酸が豊富に含まれています。
これにより脂肪燃焼を促進し、肥満予防につながる可能性があります。
もちろん、塩分の摂りすぎには注意が必要ですが、適量を守ればダイエット中でも安心して楽しめる調味料なのです。
【雑学その2】醤油と味噌は兄弟?
醤油と味噌はどちらも大豆を発酵させて作る発酵食品。実は昔、醤油は味噌の上澄み液を利用して作られていたこともあり、「味噌だまり」と呼ばれていました。今のような醤油の製法が確立されたのは江戸時代以降のことです。
血圧調整もおまかせ!
「醤油は塩分が多いから血圧に悪い」と思われがちですが、実は醤油には血圧を下げる働きを持つペプチドが含まれています。
ペプチドは血管を拡張する作用があり、適量の醤油であればむしろ血圧を安定させる効果が期待できます。
【雑学その3】減塩醤油の秘密
最近人気の減塩醤油ですが、塩分は普通の醤油と比べると約半分がカット。それでもしっかりした旨みが感じられるのは、発酵の力で作られた豊富なアミノ酸の働きによるものです。
消化を助けてくれる
醤油は発酵食品であり、消化酵素の分泌を促進する働きがあります。
特に、タンパク質の消化を助けるため、肉料理や魚料理と一緒に摂ると消化がスムーズになります。和食が「身体にやさしい」と言われる理由のひとつかもしれませんね。
【雑学その4】醤油の匂いに秘密あり
醤油の香りには、リラックス効果があると言われています。実際に、醤油の香りを嗅ぐことで唾液の分泌が促進され、消化を助ける効果があるとか。
免疫力アップで風邪予防
醤油の発酵過程で生まれる乳酸菌や酵母は、腸内環境を整える働きがあり、免疫力向上に役立ちます。
腸内環境が良くなると、病気にかかりにくくなるだけでなく、アレルギーの改善にもつながると言われています。
【雑学その5】お寿司に醤油をつけるのは殺菌のため?
生魚には寄生虫が含まれることがあるため、昔の人は醤油の抗菌作用を利用して食中毒を防ごうとしました。もちろん、現在では衛生管理がしっかりしているので醤油なしでも安全ですが、伝統的な知恵として残っているんですね。
醤油は単なる調味料ではなく、健康にも良い影響をもたらすスーパーフードのひとつ。
ただし、塩分の摂りすぎには注意が必要なので、適量を守ることが大切です。
これからも醤油を上手に活用しながら、美味しく健康的な食生活を楽しんでみてくださいね。
商品紹介

めんつゆ 300ml
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