味噌の正しい保存方法
日本人の食卓には欠かすことのできない、伝統的な発酵調味料といえば「味噌」。
古くから日本人の健康を支え、どの家庭にも必ずある調味料の代表ともいえるのではないでしょうか。
ところでみなさんは味噌を自宅でどのように保存していますか?
常温?冷蔵庫?
味噌は一度購入すると、使い切るまでに少し時間がかかります。
今回は、封を切った味噌や買い置きの味噌の正しい保存方法についてご紹介します。
味噌の正しい保存方法
スーパーでは味噌は常温で販売されていますが、味噌は時間が経つと色が濃く変化していきます。
いつまでもおいしく食べることができるよう、正しい保存方法を知っておきましょう。
開封前
買い置きしてある未開封の味噌は常温保存が可能。
ただし、陽の当たる場所を避け、温度や湿度の変化が少ない場所で保存するようにしましょう。
夏場は家の中が高温多湿になりやすいため、冷蔵庫での保管もおすすめです。
開封後
開封後は季節を問わず、冷蔵庫で保存します。
封を切った味噌は常温で保存すると色や風味が変わり、カビも生えやすくなります。
そして大切なのはしっかり密閉すること。
袋の入り口をしっかり閉めて空気が入らないようにすることが大切です。
味噌の表面に薄いシートが付いている場合、酸化や乾燥を防いでくれますので、捨てずにぴったりと味噌を覆った状態にするのが良いでしょう。
また、開封後は冷凍保存も可能。
家庭用の冷蔵庫では味噌は少し硬くなるものの、完全に凍ることはありません。
1回の使用分ずつラップでぴったり包み、冷凍保存しておくと使う時に便利ですね。
味噌の保存に関するQ&A
一度開封した味噌は、冷蔵庫もしくは冷凍庫でしっかり密閉して保存します。
温度や室温の変化に敏感な味噌の保存に関するご質問を集めてみました。
Q.カビが生えたらどうしたら?
A.空気や水分と接触すると表面にカビが発生することがあります。
変色した部分を取り除けばOK。
味噌は保存食品ですので、発酵はしても完全に腐敗することはありません。
Q.味噌をすくう道具はどれがおすすめ?
A.すくう時は、清潔で乾いたヘラやスプーンを使うようにしましょう。
使い終わったら、空気に触れないようにしっかりと密閉するようにします。
Q.古くなった味噌の使い方を教えて。
A.変色した味噌は風味が落ちていることがあります。
その場合は、塩もみした野菜に味噌をつけて冷蔵庫で寝かすと味噌漬けに。
また、麻婆豆腐やサバの味噌煮などに使うのもおすすめですよ。
私たち日本人の食生活を、古くから豊かにしてくれている「味噌」。
毎日の食卓においしい味噌を摂り入れ、健康的な生活を送りましょう。
商品紹介
根岸さんのお味噌 500g
豊岡市産の無農薬・無化学肥料のお米(コウノトリ米)を使った糀と、同じく豊岡市産の無農薬・無化学肥料の大豆を使用した贅沢な生味噌です。お味噌汁や炒め物にもご使用いただけます。(塩分10%)
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